ボイジャータロット「女教皇」の意味

「女教皇」(2:Priestess)は、最高の叡智の象徴です。

スピリチュアル、サイキック、境界線。
受信、受け取る能力。
本質が知りたい。
青、冷たい、青い海の瞳。

情緒的な愛着なしに、真実を知りたいと願う人です。

1の魔術師で仮面を被りすぎ、本当の自分がわからなくなり、女教皇は「本当の自分を探したい」のです。

女教皇が持つ数字は2。
2は、前へ進む力。二本足。吸って、吐いての基本的なリズム。
最初の偶数であり、左と右、陰と陽、善と悪といった、対を成すものを表す数です。

では、早速ボイジャータロットにおける「女教皇」の意味を見ていきましょう。

「女教皇」ポジティブな意味

  • 受信。人から情報を受け取る能力に長けている
  • 常に本質を知りたいと願い、それを見抜く
  • とても賢い
  • 勘が良い。感受性豊か
  • 優しい(しかし慈愛とは違う優しさ)
  • 中立な立場に立つことができる
  • 湖面のように静か
  • クリアでいる

ネガティブな意味

  • 「女教皇」の長所は、すなわちそのまま短所になり得る
  • あまりにも受信しすぎて発信できない
  • 優しいが、それを伝えるのは苦手。口べた
  • 限界を超えると時に冷たく切り捨てる
  • 人に振り回され、自分の境界線を越えて入り込まれてしまう
  • 自分にも他人にも厳しい。孤立

その他の意味(引く人の状況に合った意味)

  • 話を聞いてくれる人。相談したくなる人
  • 心が波立っていて見えないことがある
  • 人に助けを求められない人
  • 人との関わりを避けている。心を閉じている
  • 相手の魂に触れると泣けてくる
  • ストレスや受け取ったものを発散できていない人

それでは、カードの絵柄の解説をしていきたいと思います。

「女教皇」のカードの絵柄について

まず、中央には女性の顔。青い瞳は海を表しています。
女性はネフェルティティ。古代エジプトの美女です。

その背後にうつる星は「月」。
あとで「月」のカードも解説しますが、女性性を表すとともに、潜在意識や夢を表します。
その「潜在意識」を「意識」のレベルまで持ってきて、言葉にすることができるのが女教皇なのです。
(しかし、口べたなのであまりうまく言えないのですが)

ネフェルティティのすぐ脇にいるイルカ。
これは、共感能力を表しています。
相手の心の中に入り、寄り添う力を表します。

中央のふくろうは叡智の象徴。
人に知恵を授けることができる証です。

静かな湖面は人々の心を映し出す鏡。
人々の悩みや苦悩の、相談に乗るという使命が与えられています。

そして左下の建物はデルフィの神殿。
この神殿を筒のようにクリアにし、宇宙の言葉をここへ降ろします。
そのためには、いつも汚れのない魂の状態でいる必要があるのです。

心をニュートラルな状態に保ち、宇宙からのメッセージを受け取り人に伝える

それが、女教皇の役目です。

実際のリーディングでの意味

以下、「女教皇」のカードが出た場合の意味を解説します。
簡単な例を見てみましょう。

例1:友達にプロジェクトを手伝って欲しいと頼まれました

友達にプロジェクトを手伝って欲しいと頼まれました。どうしたらいいでしょうか?
自分の直感を信じ、冷静に相手にアドバイスできる人になりましょう

仕事のプロジェクトは、通常さまざまな論理の元に行われます。
しかし、複数の人物で行う場合、リーダーが誰なのかわからなくなり、相手のメンツや、同調圧力などを考慮しなくてはいけなかったり、時には売り上げや利益、数字にとらわれ、本質が見えなくなってしまうこともしばしばあります。

そんなとき、客観的な立場から本質を見抜き、伝える役目が必要となります。
あなたにはその能力があります。

プロジェクトやグループの問題点を浮き彫りにし、みんなに伝えていきましょう。

しかし、言い方が冷たくなり、孤立しないようににだけ注意してください。

例2:いつも残業を押しつけてきます

いつも残業を押しつけてくる上司がいます。どうしたらうまくやっていけますか?
適度な距離を保ち、境界線を作りましょう

女教皇は最高の叡智の象徴。
あなたがとても仕事ができるので、上司もつい頼みたくなってしまうのでしょう。

しかし、そのせいでストレスや疲れが溜まってしまえば、仕事のパフォーマンスが落ち、今度は結果的に上司に文句を言われることは目に見えています。

できないことは「できない」と、きちんと伝えること。
これが一番大切なことです。

大切なのはあなたの心に波が立たないことです。

仕事を押しつけられた、という怒りの感情があるかもしれませんが、ここでは感情的にならず、あくまでも冷静に。
心を落ち着けて、自分をニュートラルな状態に保った上で、淡々と事実を上司に進言しましょう。

そのように伝えることで、相手もこちらの状況がわかり、無理を言うことが少なくなるはずです。

しっかりと自分を守り、大切にすること。
自分の境界線に踏み込ませないようにする。

わかってもらえない相手には、そのような冷たい態度も必要になるのです。

最後に

賢いがゆえに時に冷たく、しかし共感能力の高さから、相手に優しくし、時には踏み込まれすぎてしまう女教皇。
こういった性質は、女性、特に働く女性に多いのではないかと思います。

女教皇が出た時に大切なのは、とにかく「心の湖を波立たせない」こと。
湖面が濁っていたり、波立っていると、見ようとしても真実を見つめることができません。

相手と適切な距離を保ちながら、自分も大切にする。
そんなことを教えてくれるのがこのカードなのです。

今回は「女教皇」の意味を解説しました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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